この記事は、こんな悩みに答えます。
悩み
・そもそもキャリアって、どう言う意味?
・面接でキャリアプランを聞かれるのはなんで?
・仕事、転職でキャリアプランについて聞かれたら何て答えればいいの?
・キャリアプランはどうやって作るの?
でも大丈夫です!キャリアプランを作れると、仕事が楽しくなり転職も上手くいきます!
この記事で得られる事
- キャリアとは?と聞かれた時に答えられる
- 面接で「将来のキャリアプラン」を聞かれる理由・回答例がわかる
- 答え方を理解できる①結論→②理由→③具体例→④結論
- 「Will・Can・Must」でキャリアプランを作れる
▼この記事の信頼性
下記の目次内容を紹介していきます!
それでは解説していきます。
キャリアとは?「生き方」|人により変わる
キャリアは、1000人入れば、1000通りの意味や考え方があります。
下記は、「キャリアとは何ですか?」と聞かれた時の答え方の一例で使ってください。
【辞書などで引く”キャリア”とは?】
職歴、経歴、生涯、生き方など
【キャリアコンサルタント目線の”キャリア”とは?】
・個人が生涯を通じた職業経歴・選択に関わる活動
・個人の生涯にわたる生き方(「働くこと」に関わる、自由時間・学習・家族との時間など)
※キャリアコンサルタント養成講座で学んだ内容より
【厚生労働省が出す”キャリア”とは?】
「キャリア」とは、過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すものです。「職業生涯」や「職務経歴」などと訳されます。
引用元:厚生労働省 HP
【文部科学省が出す”キャリア”とは?】
人が、生涯の中で様々な役割を果たす過程で、自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが、「キャリア」の意味するところである。
引用元:文部科学省 HP
「将来のキャリアプランは?」面接で聞かれた時の回答例文
なぜ?
「なぜ企業は、面接で”キャリアプラン”を聞くのか?」
実際に、人事担当者や経営者に聞く理由を、教えていただいたことがあります。
理由を知ることで”採用率がUP”します。
面接官が「将来のキャリアプラン」を聞く理由
なぜ、企業が面接でキャリアプランを聞くかというと…
・欲しい人物像にマッチしているか確かめる為
・主体的に、自分のキャリアを作ろうとしているか確かめる為
・本人のキャリアプランが、企業で叶えられるか確かめる為
入社後にお互いに、ミスマッチになってしまっては面接の意味が薄れてしまいます。
自分・企業のためにも”キャリアプラン”は、記事の後半でお伝えする、Will、Can、Mustワークを使って整理しておきましょう!
キャリアプランの回答フォーマット
ここからよく、面接で聞かれる”キャリアプラン”についての回答例文をご紹介します。
どの業種・職種にも併用できる内容です。
キャリアプラン回答の流れ
- 結論
- 理由
- 具体的内容
- 結論
そして、面接前に下記の5項目を必ずチェック・準備します。
ポイント
・事業内容とキャリアプランをリンクさせる
・自分の今できること
・将来できるようになりたいこと
・数字(いつまでに、どのくらい)
・誰の役に立ちたいのか考える
あなたの将来のキャリアプランを聞かせてください。
・私のキャリアプランは、将来的に〇〇になり(〇〇をできるようになり)、御社をはじめとして、お客様にも価値提供しながら、自分自身も成長していくことです。
なぜなら、御社の仕事内容・事業内容に共感し、今までの〇〇経験を活かしながら、御社や、お客様に貢献したいと感じた為です。
そのために、◯年後には、〇〇できるように(〇〇になれるように)、現在も意識しながら、行動しています。
御社に入社したあかつきには、〇〇になれるよう(〇〇をできるよう)、自分自身も成長していきます。
ご自身の、キャリアプラン・応募した企業に応じて、内容を変えながら使っていただければと思います!
キャリアプランを伝えるNGポイント
キャリアプランは、自分に正直にが一番ですが、
採用する企業側が、自社に合わないと判断すると不採用になる確率が高くなります。
例えば…
◆自分第一主義
・プライベートを完全優先
・自分の成長しか考えていない
◆キャリアプランと志望動動機・退職理由が一致していない
・今までの退職理由と、今回の転職理由がバラバラ
・キャリアプランと、志望理由が真逆
◆入社しても叶えられない
・同じ場所で、腰を据えて働きたいのに、全国転勤あり
・ガンガン稼ぎたいのに、ルート営業で、インセンティブなし
・事務職でキャリア積みたいのに、接客メイン
◆将来のキャリアプランが特にない
・キャリアプランなんて無い
・目の前のことで精一杯
自分第一主義にならないよう、自分のキャリアプランと募集要項を事前に、しっかりチェックしましょう!
キャリアプランのメリット3つ|Will/Can/Mustのフレームワーク紹介
キャリアプラン・メリット3つ
①自分が今すべきことが明確になる
②仕事に対してモチベーションが上がる
③自分軸をブラさずに、転職・副業・仕事を選択できる
そんな時は、Will/Can/Mustのフレームワークが役に立ちます!
私も実際に、活用して転職成功できました!
Will・Can・Mustとは?
・Will:やりたいこと
将来”こうなっていたい”という姿
・Can:できること
Willを叶えるために、今できることもしくは、これからできるようにしたいこと
・Must:やらなければならないこと
Willを叶える為に、やる必要があること
Canをできるようにするために、必要なこと
この3つの円が重なったところが、【理想のキャリア像】になります。
Will・Can・Mustは、どこからでも組み立てることが可能です。
それぞれ解説していきます!
Will:やりたいこと
Willは、仕事や人生において、『やりたいこと・してみたいこと』を考えます。
コツは、なりたい姿をイメージすることです。
例えば:
・未経験だけど事務職へ転職したい
・年収300→500万円にUPしたい
・今の時間の半分で、働きたい
・自分の好きなことを仕事にしたい
・人のキャリアをサポートしたい
・健康で75歳まで働いていたい
自分のWillと、仕事のWillが重なれば、今の会社にいる意味が強くなります。
Can:できること
Canは、『今自分に出来る事&これからできるようにしたい事』です。
Willが思いつかなかったら、Canを先に考えると、できることを起点に、Willが見えてくることもあります。
Canを作るときは、専門スキルとポータブルスキルに分けて考えると、分かりやすいです。
※専門スキル:特定の仕事に活かせるスキル
※ポータブルスキル:どんな仕事にも必要とされる基本スキル
例えば:
<専門スキル>
・機械設計スキル
・看護師資格と経験
・介護士
・営業経験
・キャリアカウンセリング
<ポータブルスキル>
・PCスキル(Excel、Word、PowerPoint)
・接客を通したコミュニケーションスキル
・ビジネスマナー(メール・電話・名刺交換)
・自動車運転免許
・傾聴力
・健康
Willを叶える為に、Canを増やすことが必要になったら、その為に必要なこと(Must)を考えます。
Must:やらなければならないこと
Mustは、『Will・Canのために、やらなければならないこと』です。
おそらく仕事上、やりたくないけど、必ずやらなければならないこともあります。
そこも含めて、できるだけWillとCanに紐付けて考えてみましょう!
Mustには、2種類あります。
・仕事において
・自分において
具体的には…
仕事において
営業電話50件/日
毎日の経費精算
接客で3提案する/日
自分において
ブログ記事作成 1時間/日
筋トレ3セット、ウォーキング30分/日
資格取得の勉強1時間/日
Will、Canを先にしてもいいですし、
まずは目の前を頑張りたい気持ちがあれば、mustから考えてみて、できること・やりたいことに気づくのもアリです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
記事の内容をまとめると…
記事のまとめ
- キャリアとは、”職務経歴を含めた生き方”です。
- キャリアプランは、Will/Can/Mustのフレームワークを使う。※どこからでも作れる。
- 面接でキャリアプランを聞く理由は、『ミスマッチをなくす為』
・キャリアアップするにはどうすればいい?と思う方は…
【キャリアアップ】何すればいい?3ステップ|転職・副業・仕事を上手く活用
・自分1人だとキャリアプランを作れるか心配な方は、転職エージェントの活用をおすすめします。
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