この記事は、こんな悩みに答えます。
悩み
・転職エージェントってなんで無料なの?
・裏事情を知りたい!
・転職エージェントの上手な活用法を知りたい
・おすすめ転職エージェントを知りたい
転職エージェントは、たくさんのサービスを提供しているのに、どうして無料か気になりますよね!
この記事の結論は、【転職エージェントの裏事情を知ることで、転職成功に近づける】ということです。
▼この記事の信頼性
記事の内容
・【裏事情】転職エージェントが無料の理由
・転職エージェントの裏事情|プロセス別・7つの本音
・転職エージェントに利用されない!準備ポイント3選
・おすすめ転職エージェント5選
解決ポイント
・転職エージェントの裏事情がわかる
・転職エージェントの選び方がわかる
・応募、書類選考、面接、内定別の対策がわかる
【裏事情】転職エージェントが無料なのは、成果報酬型だから
転職エージェントが無料なのは、『成果報酬型のビジネスモデル』が、前提にあるからです。
採用が決まった段階で、求人を依頼した企業から、転職エージェントに紹介手数料が支払われます。
つまり、どんなに相談・書類添削・面接などをやっても、採用にならないと”0円”というわけです。
具体的には…
【紹介手数料の相場】
入社1名:年収の30〜35%
年収300万円:紹介手数料90万円〜105万円
年収500万円:紹介手数料150万円〜175万円
成果報酬型のビジネスモデルが前提なので、正直なところ、求職者を選ぶようなことが発生するのです。
では、実際に、どんな裏事情があるのかプロセス別に解説していきます。
転職エージェントの裏事情|プロセス別・7つの本音
転職エージェントには、プロセスごとに裏事情が存在します。
なぜなら、前項目でお伝えした通り、『成果報酬型のビジネスモデル』だからです。
プロセス別・7つの本音
- 登録の本音
- 転職面談の本音
- 求人案内の本音
- 書類選考の本音
- 面接の本音
- 内定の本音
- 入社の本音
裏事情を知ることで、エージェントとの良い距離感をとりながら、利用することができます。
①登録の本音
・事前情報(プロフィール、職歴、希望条件など)を入力している人を優先
・求職者と求人がマッチングしなさそうであれば、メールでのヒアリングのみ
・マッチングしそうな求人があれば、早めにWEB・TEL面談を行う
・転職する気がなく、キャリア相談に乗ってほしいだけだと、優先順位が下がる
ココがポイント
・事前情報(プロフィール、職歴、希望条件)を詳細にしておく
・転職意欲を高く示しておく(いつまでに転職するか・良いところがあれば転職希望など)
②転職面談の本音
・マナーが良い人を優先(ビジネスマナー、遅刻、態度など)
・退職理由を重視する(特に人間関係、完全に他責での辞め方は注意)
・企業に紹介しても問題なさそうか見定めている
・人によってサポート力に差がある
ココがポイント
・ビジネスマナーを守る(遅刻・服装・態度など)
・転職意欲を高く示す
・今後のキャリアプラン及び希望条件をしっかり伝える
③求人案内の本音
・求人票に書いていない採用条件が存在する場合がある
(年齢・人柄・転職回数など)
・100%条件に合ってなくても、数多く求人案内する(ノルマ)
・希望条件と求職者の経験がマッチしない場合は、求人案内が無くなる
ココがポイント
・希望条件を明確に伝え、合致しない求人案内をしないよう要望する
・自分の希望条件が高望みであるのなら、優先順位を決めて緩和させる
(給与を下げる・転勤OKにするなど)
・複数の転職エージェントを使い分ける
④書類選考の本音
ポイント
・転職エージェントによって書類選考通過率が変わる
・転職エージェントから書類選考を断られる※応募条件に達していない場合
・同じエージェントから複数人、書類選考に入っている場合もある
ココがポイント
・企業事情に詳しい転職エージェントから選考エントリーしてもらう
・進められるままに、エントリーをしない
⑤面接の本音
・面接対策をする理由は、採用率(売上)を上げたいから
・面接後に、求職者・企業の双方に、「いい会社・いい人材ですよ!」とアピール
ココがポイント
・転職エージェントに面接で聞かれそうなことをチェックしておく
・不安な場合は、面接練習を依頼する
⑥内定の本音
・条件交渉は積極的に行う(売上UPに繋がるから)
・入社後に、お互いに聞いていた話と違うとならないよう、全力で調整する
ただし、度が過ぎている条件UPは、企業から嫌煙されるので、注意が必要です。
ココがポイント
・転職エージェントを使って条件交渉をしましょう。
・条件内容で気になる部分があれば、”内定前”にエージェント経由で企業へ確認
⑦入社の本音
・退職交渉は、基本やらない(アドバイスはできる)
・入社後3ヶ月~6ヶ月は返金制度がある
ココがポイント
・退職の流れがわからない場合は、アドバイスを求めましょう。
・早期退職にならないように、選考時に気になることがあればエージェント経由で、確認しましょう!
転職エージェントに利用されない!準備ポイント3選
転職エージェント準備ポイント
- ①転職の目的を整理する(主体的になる)
- ②複数の転職エージェントを使い分ける
- ③転職エージェントを使い倒すスタンス
それぞれ解説します。
①転職の目的を整理する(主体的になる)
転職活動の主役は、”自分”であり、主導権は、”自分”にあります。
まずは、転職の目的を整理しましょう。
理由は、目的を知ることで、希望条件の整理・ブレない軸が見えてくるからです。
例
・給与を〇〇円UPしたいため
・人間関係を改善したい
・スキルアップしたい
・転勤を無くしたい
具体的には、下記の3つの質問を自分にすることから始めましょう。
ポイント
1なぜ?転職しようと思ったのか。
2転職で叶えたいことは?1年後・3年後どうなっていたい?
3叶えたいことに優先順位をつけてください。
まずは転職エージェントを使う前に、目的をはっきりさせましょう。
②複数の転職エージェントを使い分ける
複数の転職エージェントを使い分けることで、転職成功に近づきます。
理由は、転職エージェントによって、所有している求人が違うからです。
登録する転職エージェントの複数登録パターンは下記です。
総合型エージェント2社+特化型エージェント1社
ポイント
・総合型:大手人材会社に多い。多様な業種・職種・年収などに対応している
・特化型:業界・職種・20代専門・30代専門・地域別など、専門分野に特化している
加えて、様々なキャリアアドバイザー目線の、アドバイスをもらうことで、転職力がUPします。
③転職エージェントを使い倒すスタンス
転職の主役は自分です。
転職エージェントを使い倒しましょう。
理由は、転職活動は内定承諾前まではゼロリスクで、ほぼ無料で利用できるからです。
下記のサービスは、ほぼ全ての転職エージェントにあるので、使い倒しましょう。
転職エージェントのサービス内容
・キャリアカウンセリング
・求人情報提供
・書類添削サポート
・面接対策サポート
・内定後の条件交渉
・退職時のアドバイス
・求人に載っていない情報を聞く
転職エージェントも1人で、10人以上担当していることもよくあるので、全てを求めるのではなく、使い分けて得意分野をサポートしてもらいましょう!
おすすめ転職エージェント5選|一覧比較できます。
裏事情を把握した上で、私がお薦めする転職エージェント一覧をご紹介します。
選び方のコツは、先ほどお伝えした下記です。
総合型エージェント2社+特化型エージェント1社
登録リンク | リクルートエージェント | doda |
利用者層 | 20〜50代 (未経験〜即戦力まで幅広く対応) | 20〜50代 (未経験〜即戦力まで幅広く対応) |
対応エリア | 全国 | 全国 |
年収目安 | 300〜1,000万円 | 300〜1,000万円 |
得意分野 | 総合型 | 総合型 |
それぞれの転職エージェントの特徴をもっと知りたい方は、下記をご覧ください。
【20代・実体験あり】おすすめ転職エージェント3選+特化サイト|選び方・活用方法を解説
【30代から】おすすめ転職エージェント3選+特化サイト|プロも活用中!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
記事の内容をまとめると…
転職エージェントが無料なのは、『成果報酬型のビジネスモデル』
【紹介手数料の相場】
入社1名:年収の30〜35%
プロセス別・7つの本音
- 登録の本音
- 転職面談の本音
- 求人案内の本音
- 書類選考の本音
- 面接の本音
- 内定の本音
- 入社の本音
上手に活用する3つの準備
①転職の目的を整理する(主体的になる)
②複数の転職エージェントを使い分ける
③転職エージェントを使い倒すスタンス
【おすすめ転職エージェント2選】
・迷ったらまずここ!リクルートエージェント
・サイトとエージェント機能を併用!doda
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
もっと転職エージェントにムカついている原因を知りたい方は、下記をご覧ください。
転職エージェントがむかつく!使えない!8つの特徴・対策で冷静に利用してやりましょう。
なんか転職エージェントに相手にされていない…と感じている方は…